インバウンド関連の動画でヒットしているもので、自分が気になるのをメモしておきます。
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JAPAN – Where tradition meets the future
日本政府観光局(JNTO) http://www.jnto.go.jp が制作した3分間の映像です。映像アップからおよそ半年で600万回再生されています。日本の伝統的な部分と近未来的な部分を、クールな映像で繋がってます。
6 Minutes in Japan: Tokyo & Kyoto
Mark Ledford さんが撮った6分間の東京と京都の映像です。欧米人目線の興味深い日本の風景が切り取られています。
映像はサイト埋め込みNGなのでこちらのリンクからどうぞ→ https://www.youtube.com/watch?v=zhp0qui73cc
Kusatsu Onsen, JAPAN – Summer –
こちらは草津温泉協会が制作した映像です。ディレクターは、映像作家・永川優樹さんです。地域資産を映像化するということを専門になさっている方で、日本中の素敵な映像を日々撮り、その映像を世界に発信しています。草津の映像は再生回数100万回以上、世界中の人が「草津に行きたい!」とネットで話題になった作品です。
Autumn Colors in Tohoku, Japan
こちらは永川さんが撮った東北の秋です。900万回の再生回数です。
永川さんのチェンネル【 https://www.youtube.com/user/egawauemon 】には、そのほか色んな地域の素敵な映像がアップされています。
元々代理店出身で、一眼動画が注目されはじめた時に、いち早くステディーカムと組み合わせて世界中の浮遊感あふれる動画を撮っておられました。
※その他、インバウンド関連の素晴らしい映像を発見したら追記したいと思います。
まとめ
草津と東北の動画を制作した永川優樹さんがこう言ってます。
自治体が地域PR動画を制作する場合、予算が3千万円だったら、動画制作に1千万円、広告運用に2千万円配分するとバランスが良い。そして仕様書に「動画制作と広告運用を統括する人員の知見と実績を示せ」「動画広告をいかにプラットフォームへ最適化するか具体的に計画せよ」と書くと失敗しない。
— 永川 優樹 (@egawauemon) 2017年3月26日
いくら良い映像つくっても、再生されなければ意味がなく、結果が見えないと意味がありません。その為に、動画制作の費用と同じくらいインターネットで再生されるために広告運用に費用を使う必要を強く仰っています。
YouTubeをちょっと検索してもらえば分かるのですが、全く再生されていない屍と化した地方自治体の「おもしろ」映像が、たくさん見つけることができます。折角つくったんだから、身内だけでも宣伝したら再生数は10倍にはなると思いますよ。
ちなみに、急に地方自治体が映像を作り出したのには訳があります。国の制作で、映像を使って地方活性化PRを行うようにとお達しがでました。そして、その事業には補助金がでるのです。「カネが貰えるならつくらにゃ損ですよ〜」とつぶやく人も当然周りに湧いてくるです。