このブログのテーマの一つに「熱海の神社を紹介していく」があります。近くまで行く機会がありましたので、下多賀の神明宮を参拝してきました。
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下多賀の神明宮
例大祭:10月24日、25日ごろ
社へ登る階段の下に、鳥居があります。
鳥居の左手、山側にお堂があります。
小山毘沙門堂(毘沙門天王堂)
鳥居の手前には、毘沙門堂が建っていて、ここには「毘沙門天王像」が祀られています。その像は、毎年1月3日朝にご開帳されます。なんと鎌倉時代を代表する仏師・運慶の作と言われる像。このご開帳は年に1回、正月の祭りの1月3日朝の1時間だけだそうです。
階段を登って行くと
ご神木がしっかりと根づいて立っています。
縦横に伸びた根が力強さを感じさせます。
階段が思ったより、急で段数も結構あります。
途中、踊り場から見た多賀湾です。手前の鉄道は、伊東線です。奥にテニスコートと南熱海マリンホールが見えます。
およそ200段ぐらい登ると社が見えてきます。周辺はしっかりと清掃され、地元の方々の手が行き届いていることが伺えます。
地元の氏子たちによって、しっかりとした建物が立っています。
神明宮とはお伊勢信仰の神社で、各地の武将などが領地を伊勢神宮に寄進したのが始まりとされています。こちらの神社も地元の領主が伊勢神宮に寄進し、氏神さまとして祀ったものだと思います。
まとめ
階段を上りながら思ったことがあります。東日本大震災の時に言われていたことですが、神社には津波がやってこない。ご先祖さまたちが、神社を建立した場所には津波はやってこないのです。過去の経験から大丈夫な場所としっていて、そこに神社を建てられたと思います。ここ下多賀・神明宮もまた、そんなところではないでしょうか?巨大地震が起こり、津波が襲ってきたとしても、ここ神明宮は裏山の山腹にあるので安全でしょう。
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