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さぁ熱海一熱い夜へ・・・
熱海のパワースポットでも大人気の来宮神社。その例大祭は、毎年7月14日、15日、16日に行われます。タクシーの運転手さんに、祭りのことを軽く聞いたら熱く返事が帰ってきました。
14日(金)宵宮祭 17:00〜
15日(土)宮神輿渡御 9:00〜
例大祭 10:00〜
山車コンクール 18:30〜
16日(日)神幸祭 8:30〜
御鳳輦浜降り神事 12:00〜
山車コンクール 18:30〜
來宮神社例大祭「こがし祭り」期間中の7月15・16日、祭りの一環として「こがし祭り山車コンクール」を開催します。国道135号を交通規制して行う、熱海で一番盛大な催しです。
このお祭りの主役は、各町内から出る伝統の木彫り山車、アイディアを駆使した装飾山車、そして神輿です。照明の角度まで気を配った木彫りや、その年の吊物をかたどった装飾山車など、30数基が東海岸町の審査会場へ繰り出します。山車のほか、6団体の御輿も会場を練り歩きます。この日は、熱海市民は大人から子どもまでお祭り一色!豪華絢爛な「こがし祭り山車コンクール」で熱海っ子パワーを感じてください。 出典:あたみニュース
祭りは、毎年日程はは決まっていて(7月14〜16日)、今年2017年はたまたま週末にあたっているが、年によっては平日です。祭りの日には、地元の出身の人は熱海に帰ってくると言います。会社を休んだり、学校を休んだりして。「大学時代に、試験を休んででも東京からお祭りのために帰って来ていた」なんて話もお聞きしました。
熱海・来宮神社の氏子さんたちは、およそ1万人規模だそうだが、にもかかわらずに山車が31台でたそうです。※2016年に出された山車の数。
比較として、同じ静岡の浜松(人口80万人都市)でのお祭りでは36台の山車がだされたそうです。単純比較なってしまうが人口比率で80倍の街と、同程度の山車が出てくることでその規模が図り知れます。
さらに盛り上がりを見せる要素として、来宮神社の氏子たちだけでなく、伊豆山・多賀・網代(いづれも熱海市)の地区や伊東からもお祭りを盛り上げるために、山車を曳きにやって来るそうです。
30台におよぶ山車は、熱海駅前から熱海市街地を通り和田浜南の交差点まで曳かれます。さらに、渚町の国道135号線登りのあたりに山車の審査場が設けられ集まってくるそうです。
かなりの規模のお祭りとなるために、タクシーの運転手さんは「交通的には大変ですけどね・・・」と語ってました。
この地図を見るからに、熱海市街地全体がお祭りの会場になるのがわかります。
御鳳輦(ごほうれん)とは?
「御鳳輦浜降り神事」という、聞きなれない言葉があったので調べてみると。御鳳輦(ごほうれん)とは満42歳を迎える大厄の男性が節分から翌年の節分まで来宮神社の氏神様に仕え、ご奉仕することで厄を逃れるそうです。熱海では「御鳳輦奉仕」として継がれ、祭りでは猿田彦の天狗と一緒に御鳳輦が町内を回ります。(そう言えば、同じ熱海・伊豆山神社のお祭りでも厄年の方が緑の装束で神輿を担いでいました。)
ポスターの天狗は、それですね。16日の午前中に行われる「御鳳輦浜降り神事」では、猿田彦大神が麦焦がしを撒きながら街を歩き、熱海サンビーチの海の中に神輿が入っていくようです。この時は、すでに海開きが行われているので海水浴客がいるなか神輿が入っていくという、不思議な光景が見れるようです。
こがし祭り 過去の動画
【2015年 熱海 こがし祭り】
およそ2分にコンパクトにまとめられた映像です。当日の雰囲気が伝わってきます。
【熱海こがし祭り2016 参加34全町内の動画 審査会場通過順】
昨年のコンクールの様子。なんと2時間近くある動画です。
2017年に出る山車・神輿が発表
追記:2017年7月5日
【装飾山車18台】
1.旭町(東海道五十三次)
2.旭町二丁目(ミニオン緊急出動)
3.温泉通り町(ミニオンズ大脱走!!)
4.上宿町(海内無双!潜水艇と神宿の冒険者~祝え!80周年の海へ!!~)
5.上天神町(提灯山車)
6.上紅葉ガ丘町(上紅葉)
7.栄町(こがし祭りだ 栄町)
8.桜ケ丘町(こがし祭りだ!お囃子だ!2017)
9.笹良ケ台町(ささらがキッズwithミニオンとお祭り大作戦!!)
10.下松田町(参上!!スーパーサイヤ人 孫悟空)
11.西熱海本町(祝 市制施行80周年「はばたけ熱海!)
12.西山町(責任当番町西山が、今年もキラキラ輝きます!)
13.梅園町(梅園 ミニオンズ!)
14.浜町(今年もやります浜町ワッショイ!)
15.紅葉ガ丘町(紅葉に龍 降臨)
16.桃山町(貫一お宮 with A)
17.友楽町(願う!!復活♡がんばれカールおじさんby友楽町)
18.和田山町(和田山町の美女と野獣(イケメン)とツム)
【木彫り山車15台】
1.銀座町(世界の銀座号)
2.小嵐町(花を咲かせましょう!小嵐の華)
3.咲見町(桓武天皇と夢風船)
4.清水町(清水町 総けやき山車)
5.下天神町(お祭りの法被4,000~下天神での感動~プライスレス~)
6.新宿町(新宿町、ソンタクで1位へカケ上が~る ~カールはいないけど神がカール~)
7.田原本町(木彫りの七福神)
8.天神町(挑戦)
9.錦町(元祖 本山車)
10.東町(眞榊台)
11.東田原町(おかめ・ひょっとこ2017)
12.福道町(来之宮神社 宮元御所車)
13.本町(「本町山車2017」大爆笑??)
14.水口町(いくぜ!祭りだ!水口町2017)
15.和田浜町(熱男 あつお)
【神輿8基】
來宮神社 宮神輿 宮神輿渡御は7/15 9:00~15:00
御鳳輦(ごほうれん) 御神幸行列は7/16 9:50~15:50(浜降り神事12:00頃)
伊豆山勢輿會(いずさんせいこうかい)※7/16のみ参加
大楠連(おおくすれん)※両日参加
總一會(そういちかい)※両日参加
勇和同志會(ゆうわどうしかい) ※両日参加
嵐和會(らんわかい) ※両日参加
若獅子會(わかじしかい)※両日参加
神輿と山車あわせて41基って、凄すぎる・・・
装飾山車でミニオンズが大人気ですね。余計な心配ですが、これって大丈夫なのかな?!
熱海っ子じゃなくても、参加できる!?
お祭りの面白そうなイベントがあったので紹介します。※追記:2017年7月2日
「祭り」は、普通地元の方のみが参加できるものです。しかし、社団法人マツリズムが、熱海こがし祭りで一般の参加者を募集しています。
祭りの力で、人と町を元気に
Let’s be a part of Matsuri.
参加者募集の概要はこちら↓
今回のMa-tourismの舞台は、静岡県熱海市で行われる熱海こがし祭り(来宮神社例大祭)。パワースポットとして有名な来宮神社のお祭りとして300年以上の伝統を持ちながら、『和製エレクトリカルパレード』とも言えるような独自の進化を遂げたド派手な山車コンクールと合体した、楽しく熱狂的なお祭りです。今回も昨年同様、「熱海銀座」の方々に受け入れていただき、お祭りに参加させていただきます。事前にお祭りの楽しみ方や地域の魅力などを学ぶ機会も設けますし、当日は熱海を知り尽くした地元の方の町歩きツアーもありますので、熱海初めて、お祭り初めての方も安心して楽しめます。ようこそマツリズムへ。一緒に祭りに飛び込みましょう!
【定員】10名
【参加費用】8,000円
【当日集合】
日時:7/15(土)10:30時頃
場所:来宮神社前
※お祭りをしっかりと楽しみたい方は15日の宿泊を推奨いたします※7/16(日)も任意でお祭りへの参加は可能です。
詳細は→ Facebookページ をご覧ください。締切は、7月9日(日)まで
近年の祭りは、若い人の参加が年々減っていて継続に問題などになっています。神輿を担ぐ人がいないので、出される神輿が少なくなっているという話も聞きます。一方、祭りは好きで参加してみたと思っても、土地に縁もゆかりもないと参加することもできません。そんな両者の思いと、地域の活性化や人と人とのつながりを広げようとする活動として、祭り参加者を広く集うのは、素敵な試みだと思います。自分が若い時だったら、日本中の祭りに参加してみたいな〜と思います。
熱海こがし祭りだけでなく、徳島・阿波踊りや岩手・蘇民祭などの企画もあるようです。
お祭り前の景色
お祭りが直前にせまる7月に入ると、熱海のそこかしこでお囃子の稽古がはじまります。7月1日から14日までの午後7時から午後9時に行われ、太鼓の音が熱海中に広がります。町内ごとに行われるので、この期間に熱海の街を散歩するといろんなところで行われている景色に出会います。もし7月上旬に熱海に訪れることがありましたら、街歩きをしてみてください。祭りに盛り上がりをみせる熱海で出逢えますよ。 ※追記:2017年7月4日
夜になりブルーにライトアップされた熱海サンビーチを、お囃子のBGMで楽しむこともできます。
まとめ
なかなか凄いお祭りのようですね。温泉楽しみつつ、海を楽しみつつ、さらにお祭りを楽しみに熱海に来るってのも面白そうです。ただし、地元の人はお祭りのことがあたまがいっぱいかもしれませんが。
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