熱海で、年間10万人を越える来場者がある場所をご存知でしょうか?熱海市昭和町にある起雲閣(きうんかく)です。
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熱海三大別荘 起雲閣(きうんかく)
起雲閣とは?
1919(大正8)年に別荘として築かれ、非公開の岩崎別荘、今はなき住友別荘とならび、「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となる起雲閣。
1947(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多く宿泊客を迎え、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。
市街地とは思えない緑豊かな庭園。日本家屋の美しさをとどめる本館(和館)と離れ日本、中国、欧州などの装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館。
優美な気品を醸し出すこれらの施設は、歴史的・文化的遺産として未来に継承されます。
2000(平成12)年より、熱海市の所有となり、熱海市の文化と観光の拠点として多くのお客さまを迎えています。市のHPより
多くの観光客を呼び込む素敵な建物・起雲閣。周りには色んなお店があるものの、ここを見学し終わった観光客たちはすぐに次の目的地へ移動。まちを楽しまずに帰ってしまうのです。そこで、地元の商店の方が、起雲閣の賑わいを周辺にも広げようとまち歩きを企画したので、参加してきました。
熱海で達人発見!起雲閣の周辺街歩き
開催日:2017年12月2日(土)
時 間:14:00〜
集 合:起雲閣前
参加費:500円
第一回目となるこの日。時間になると参加者たちが起雲閣前にぞろぞろと集まってきます。地元・熱海の人が中心で、伊東や東京からも参加者が来て、総勢10人弱。まち歩きのガイドを務めるのは、起雲閣すぐそばで鰹節店を営むご主人・杉本さんです。普段は、商店の店主なのでガイドは素人。ぎこちない案内ながら、まち歩きがスタートしました。
達人のいる杉本鰹節商店
起雲閣から歩いて30秒のところにある創業明治22年の「杉本鰹節商店」
起雲閣への鰹節の納入業者でもあって、こちらの鰹節を谷崎潤一郎や太宰治も食べていたということ。鰹節の達人であるご主人からは、次々と鰹節のウンチクが出てきます。参加者は自分たちで鰹節を削る体験もさせていただきました。昔は、各家庭で鰹節を使用する時だけ削っていましたが、今ではめっきり見ない光景です。
削りたての鰹節からいい香りが広がり、和食の原点をみたような気がします。最近では、出汁を飲ませるバーが流行っているというので、こちら杉本鰹節商店でもサービス提供をかんがえているとか。出汁バーが熱海であったら、ちょっと人気になるかもです。
ソムリエのいる酒屋「石和酒店」
杉本鰹節商店の通りの向かいにあるのが、石和酒店。ソムリエがいる酒店で、ワインの品揃えが熱海一!(かもしれません)。TPOにあわせて、オススメのワインをチョイスしてくれるので、味にはうるさい別荘族の人たちにももってこい。また地酒にもこだわりがあるお店で、地元・静岡の蔵元のお酒の品揃えが豊富なのが特徴です。静岡の個性ある日本酒を手にしたいかたは、ちょっと立ち寄りたいですね。※熱海は、静岡県です。
オーガニックハーブティー専門店「キブネット」
カラダにも環境にも優しい、天然100%エビデンス認証のオーガニックにこだわったハーブティー専門店「キブネット」
噛めば噛むほど優しい味のするドライフルーツや、カフェインゼロのハーブティーなど。試飲試食もさせてもらいながら、カラダのことについて色々聞けるお店です。
2022年10月28日追記 現在移転して、下記の住所になっております
静岡県熱海市昭和町5番15号1階 https://goo.gl/maps/J9S5yvgvyLkxN8hf6
レトロゲームが並ぶ「和田たばこ店」
ただのたばこ屋さんではありません。熱海がとりあげられるバラエティ番組の常連でもあるお店。店内には、昔懐かしい駄菓子がたくさん。さらに奥には、テレビゲームやレトロゲームがまだ現役で動いています。元々ホテル旅館にゲーム機器の納入をしていたこちらのお店。ホテルが改装や閉館のときに破棄されるレトロゲームを引き取って、店内に展示するようになったそうです。ただ昔なつかしいゲームが置いてあるだけではなく、それが現役で楽しめるというのがポイントです。
まち歩きは、まだまだ続きます。
着物レンタル スタジオしゃらく
熱海を着物姿で歩いて欲しいと、町の写真館が着物レンタルをはじめました。着物初心者でも気軽に着れるようなものを揃えて、観光客をお待ちしているそうです。ぜひ、熱海のまちを着物姿で歩いて欲しいものです。
田崎慎也もお墨付き「喫茶店 茶々」
自家焙煎、自家ブレンドのコーヒーは美味しいコーヒーと評判。今年、オリジナルブレンドの「貫一ブレンド」「お宮ブレンド」は、熱海の特産お土産「Aプラス」にも選ばれました。世界一のソムリエで知られる田崎真也氏にして、うまいと言わしめたお味です。
まち歩きの疲れを癒やしながら、参加者たちとお喋りを時間まで楽しみました。
この日のまち歩きには、地元新聞の記者も参加していて、記事にも取り上げられていました。
まとめ
本日開催されたイベント「熱海で達人発見!起雲閣の周辺街歩き」は、杉本鰹節商店のご主人の案内で、起雲閣周辺にある達人のお店をまわりました。一見じみ〜な感じのお店も、話を聞けば熱海の歴史を感じる色々発見があり興味深かいもの。次回があれば、みなさんも是非参加してみてはどうでしょうか?
2018年2月10日(土)に開催される「あたみ着物まち歩き」イベントの企画の中でもツアーが開催されるそうなので、ご興味あるかたは是非ご参加ください。