【熱海】新幹線通勤について

移住した際の通勤についてのメモです。

熱海は、新幹線の駅があり首都圏への移動時間の短さが大きなメリットです。ゆえに熱海からも多くの人が新幹線で通勤しています。45〜50分で東京へ到着できます。

では、定期代はどれくらいかかるのでしょうか?

新幹線通勤でのいくつかのバリエーションを比較してみました。熱海から各駅までの新幹線定期代、熱海から渋谷・新宿までの定期代、小田急線を利用しての定期代。新幹線の発着情報として、始発終電についても見てみます。

新幹線

新幹線通勤定期について

新幹線通勤定期では「のぞみ」「ひかり」「こだま」の自由席に乗ることができます。通勤定期の区間内であれば、在来線の普通列車も乗ることができます。当然ですが、新幹線と在来線を組み合わせて定期券にもなります。通勤用を【フレックス】、通学用を【フレックスパル】と読んで、1ヶ月、3ヶ月のものがあります。

まずは、熱海からの新幹線通勤の定期代を上りの各駅について見てみます。

熱海から新幹線通勤の定期代

新幹線定期券フレックス(通勤用) 東京~熱海 85,410円 243,450円 品川~熱海 78,920円 224,900円 新横浜~熱海 72,580円 206,870円 小田原~熱海 43,410円 123,720円

東京まで一ヶ月定期が85,410円、さすが新幹線通勤ですからお値段もそれなりにします。3ヶ月定期の方が一ヶ月定期に比べ5%ぐらいお得になっています。

ちなみに、普通に新幹線に乗った場合の料金はこちらです。

新幹線 1,940円/指定席2,450円 = 4,390円

利用する日数を割ってみて、利用日単価を出してみます。

85,410円÷(22日×2)=1,941

85,410円÷(10日×2)=4,270

10日以上往復で利用する人は、お得に乗車することができます。定期以外にもお得に乗る方法として回数券もあります。

新幹線の回数券

東京(都区内)~熱海 6枚綴り19,980円  (1枚3,330円)

10日間の場合だと、回数券の利用のほうが断然お得です。

85,410円÷(13日×2)=3,285

計算してみると、13日以上の利用だと定期券の利用のほうがお得になります。

一ヶ月に13日以上利用する人は、定期券がお得
12日未満の人は、回数券を利用するほうがお得

参考で、小田原と三島からの東京までの新幹線の料金も調べてみました。

新幹線通勤定期代 小田原・三島の場合

東京~小田原 72,580円 206,870円 東京~三島 92,220円 262,820円

三島まででしたら、10万円未満で定期券が購入できますね。

続いて、実際に自分の職場のある渋谷までの定期券代についてです。

渋谷までの新幹線通勤の定期代

東海道・山陽新幹線 熱海 → 品川 山手線 品川 → 渋谷 85,410円 東海道本線 熱海 → 品川 山手線 品川 → 渋谷 52,150円

なんと3万3000円しか定期代が変わらないじゃありませんか!となると、新幹線定期にしたほうが断然良さそうです。(と思いますが、定期代としての感覚がちょっと麻痺していますね。在来線でも5万円もかかるわけで)

新幹線通勤の最大のメリット

ずばり移動時間の短縮です。

新幹線を利用しての渋谷まではほぼ1時間になります。乗車時間だけみると51分です。

ジョルダンより http://www.jorudan.co.jp

ジョルダンより http://www.jorudan.co.jp

在来線だと、およそ2時間で渋谷駅に到着です。

ジョルダンより http://www.jorudan.co.jp

ジョルダンより http://www.jorudan.co.jp

東海道線に100分乗っていることになります。

自分は新宿もちょくちょく利用するので、渋谷まででなく新宿までの定期券にしたらどれくらい値段がアップするのか調べてみました。

渋谷・新宿までの新幹線定期代

東海道・山陽新幹線:熱海 → 品川 JR山手線:品川 → 新宿 85,740円 差額300円

330円しか違いません。渋谷から新宿まで片道160円ですから、3回利用すれば元が取れます。せっかくだから新宿までの定期券にしても良さそうです。

ちなみに、小田急線を利用しての定期券代も調べてみました。

小田急線で渋谷までの通勤定期代

JR東海道本線:熱海 ⇒ 小田原 1ヶ月 12,310円 小田急小田原線:小田原 ⇒ 下北沢 1ヶ月 17,000円 京王井の頭線:下北沢 ⇒ 渋谷 1ヶ月 4,610円

東海道線利用の定期券が5万2000円でしたので、比べると2万円ほど安くなります。

さらについでに調べた、新宿までの定期代比較です。

小田急線で新宿までの定期代

ちなみに、小田急線を使っての新宿までの定期 熱海→小田原 12,310円 小田原→新宿 17,330円 29,640円

新宿駅のみ利用ということであれば、小田急線を使い、必要に応じてロマンスカーで快適に通勤するって方法もありかもしれません。

残念ながらロマンスカーには、定期はありません。つどつど購入する必要があり片道890円です。20日間往復(40回)すると、35,600円が別途追加で発生してきます。合計で65,240円になりますので、新幹線通勤よりも3万円ほどお得になります。

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熱海・品川の始発終電

いくら時間が早く着いたとしても、電車の本数が少なかったら元も子もないです。熱海発上りと品川発下りの始発・終電はこちらです。

熱海発 始発:6時35分 6時台 2本 7時台 6本 8時台 4本 9時台〜 2本〜3本 終電:22時28分 品川発 始発:6時40分 6時台 1本 7時台〜 2本 18時台 5本 19時台 3本 20時台〜 2本 終電:23時54分

熱海の始発に乗れば、渋谷に7時36分に到着できます。終電では、22時28分山手線に乗れば、品川発の終電で帰ることができます。在来線を利用した終電は、22時48分渋谷駅発湘南新宿ライン快速(小田原行)に乗らなくてはなりません。新幹線を利用した場合比べてみると、終電は20分しか変わらないので、新幹線の終電に乗る方が良さそうです。

熱海停車の新幹線の本数

熱海での新幹線の本数、品川での熱海停車する列車の本数は、ご覧んの通りです。

熱海発

6時台:2本/7時台:6本/8時台:4本/9時台〜:2本〜3本

始発:6時35分 終電:22時28分

7時台、8時台は、さすがに本数が多いです。

品川発

6時台:1本/7時台〜:2本/18時台:5本/19時台:3本/20時台〜:2本

始発:6時40分 終電:22時54分

大体1時間に2本で、18時台を中心に増便されていますが、上りほどではありません。下りは、帰宅が分散するためでしょう。いづれにしろ列車の時間をチェックしてロスのないように行動が必要になります。

まとめ

調べてみたら新幹線通勤も悪くないな〜と思ってきています。1時間かからなくて渋谷に到着できるのは大きいです。

実際に新幹線通勤をしだしたら、追記したいと思います。

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