【機材】insta360のレンズが割れたので修理を依頼

insta360ONEXを修理に中国へ出しました!

insta360ONEXとは、中国・深センのメーカーが出している360度全天球カメラのことです。

  社名が「insta360」で、まだできて3〜4年の中国・深センに本拠地がある新興企業で、全天球カメラを専門に作り、一般ユーザー向けとプロユーザー向けの商品を出しています。今まで一般ユーザー向けに出していた機種があったのですが、まだイマイチ完成度が低かったので買いませんでした。ところが、今年2018年秋に満を持してだされた「insta360ONEX」が完成度が高そうで画質の向上が見れたので購入しました。 それまでリコーのTHETAを使用していたのですが、全然進化しないので、insta360に乗り換えました。insta360は、毎年のように積極的に新商品を市場にだしつつ、アプリとの連携を重視して面白い使い方を提案しています。 新しい使い方の提案の一つがバレットタイム撮影

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バレットタイム撮影

バレットタイムとは・・・

バレットタイム(英語: Bullet-time)はSFXの一つで、被写体の周囲にカメラをたくさん並べて、アングルを動かしたい方向にそれぞれのカメラを順番に連続撮影していき、被写体の動きはスローモーションで見えるが、カメラワークは高速で移動する映像を撮影する技術、またはその効果を指す。タイムスライス、マシンガン撮影 ともいう。また、並べたカメラを一斉に同時撮影すると、被写体は静止ないし低速で動作した状態でカメラアングルが動く映像が作れる(『マトリックス』で、ネオが足に弾丸を受けるシーン)。 wikipedaiより

映画「マトリックス」(1999年 米国)

映画好きでなくても、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?周りに多数のカメラを設置して、わずかな時間差で連続して撮影しています。

  日本の1960年代のアニメ「マッハGOGO」でも同様のシーンが作られています。実はマトリックスのウォシャウスキー姉妹はマッハGOGO好きで、自分たちでマッハGOGOの実写化もしています。なので、きっと映画が真似をしたかったから撮影したんでしょうね。 で、そのバレットタイム撮影を誰でも簡単にできる仕組みを「insta360」のカメラを使ってできるのです。 メーカーのプロモーションムービーがこちら

  仕組みは、撮影者のまわりを回転する棒の先に360度カメラのinsta360をつけて撮影。撮影するときは、高速撮影(スローモーション撮影)で行われます。撮影された360度全方位の映像を、つねに撮影者が中心になるように画角を切り出して、スローで再生するとバレットタイム撮影した映像が出来上がるのです。 それが、パソコンで面倒な編集などを必要とせずに、スマートフォンのアプリの中だけでできてしまいます。 自分がやってみた映像はこちらです。

レンズ破損

このバレットタイムを撮影するときには、周囲に気をつけなくてはなりません。人がまわりにいないことはもちろん、障害物も注意です。360度カメラの性質上、レンズはむき出しになっています。

で、ぶつけたのがこちら

破損したレンズinsta360onex-01

破損したレンズinsta360onex

破損したレンズinsta360onex-02

破損したレンズinsta360onex

早く回したほうが面白いバレットタイムの映像が撮れるので、ぐるんぐるん回していましたらぶつけてしまい、レンズが破損です。

修理を依頼

メーカーの公式ホームページから問い合わせしました!

Building better cameras. Discover our leading line of shooters for athletes, creators and VR pros.

ストア ecommerce@insta360.com

サービス service.jp@insta360.com

販売 sales@insta360.com

マーケティング marketing.jp@insta360.com

広報 pr.jp@insta360.com

住所 Floor 6, Building A, Logan Century Center, No. 23 Haixiu Road, Bao’an District, Shenzhen

こちらのサービスのメールアドレスに送信!

思ったよりレスポンスが早かったです、すぐに返事が来ました。担当の方は、中国の方のようですが、日本語は堪能で不自由はまったくありませんでした。

商品名とシリアルナンバー、破損の状況を伝えると想定される修理費用の概算を教えていただき、修理用のナンバーを教えてくれます。

修理用のナンバー記載して、深センの本社へ国際便で郵送しました。送料が、郵便局でおよそ1,300円かかりました。

税関手続きが必要か?

ここで、本来なら撮影機材のため税関手続きが必要なところです・・・

撮影機材を輸出して、輸入するので、本来なら途中で関税がかかってきます。insta360の担当の方は、手続きをするよにアドバイスを受けましたので、日本の税関の問い合わせ窓口に連絡することに。

まず名古屋の税関に問い合わせしてみて、近所の沼津の税関を教えてもらいます。しかし、ここではよくわからないと言うことで、沼津の税関から横浜の税関を教えてもらうというたらい回し状態を経て、至った結論。

特に税関手続きなしで送ったほうがいい。

理由は、税関手続きが煩雑。修理が終わって戻ってきたときに、もしも関税がかかったとしても4,000円程度と思われる。実際に、手続きするとなると、直接関税窓口に行って煩雑な書類などの記入が必要だそうです。途中の交通費や書類を作るためのコストを考えると、関税がかかって手続きをしないほうがいいです。

ただ、かからないようにするために、輸出するときに壊れた商品であることを梱包時に明記。輸出商品の値段をドルと日本円の両方で、しっかり書いておく。

送って3日後

メーカーから、送ったカメラが到着したメールが来る。すぐに修理に入る旨の連絡が来る。

送って5日後

修理完了のメールが到着。修理代金を、paypalにて130ドル送金するように指示が来る。すぐに送金。

送って7日後

中国・深センから修理品の発送の連絡が来る。

送って10日後

自宅に修理品が到着する。早い!

正直、一ヶ月ぐらいかかるんではないかと思っていたのに。

修理が戻ってきたinsta360onex

修理が戻ってきたinsta360onex

修理されたレンズinsta360onex-01

修理されたレンズinsta360onex-01

ちゃんと治っってました!素晴らしい。

バレットタイムの撮影には、本体のinsta360と一緒に、回し棒を購入するのをオススメします。商品の中に、バレットタイム用のロープが入っているのですがそれだとちょっと心細い気がします。

感想

insta360のサポート窓口の連絡のレスポンスがなによりも早くてわかりやすい。修理作業になれているのだと思うが、これなら心置きなくまた壊しても修理に出せます!

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