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中国の有名グルメブロガーが持っていたアイテムとは?
フォロワーが100万人オーバー、中国グルメブロガー四天王の一人(黒色汚染さん)が持っていたアイテムを紹介します。
昨年一緒にお仕事する機会がありまして、お店のテーブルで料理を素早く撮影している様子を観察し、どんなアイテムを使うか見ていたわけです。黒色汚染さんの小さいカバンの中からいろんな機材が出てくるわ、でてくるわ。
まずグルメブロガーさんは、身軽にするためにレンズは2本しか持っていませんでした。カメラ本体は、SONY α7Ⅱです。レンズは55mmと広角16-35mm。目的がグルメ専門なので、そのレンズ構成でも問題はないのです。(※FEマウントの鉄板レンズ2本ですね)
ただ、ここぞというときに料理のヨリが欲しくなりますよね。本来ならば、マクロレンズを携帯しておきたいところですが、荷物が多くなるので2本のみ。
カメラマンとの違いになのかもしれません、ブロガーは身軽ですぐに撮影することが重要です。カメラマンだとしたら、被写体にあわせてライティングとレンズを考え様々な道具を揃えて現場にのぞみます。しかし、ブロガーは目の前に現れた事象を、手早くそこそこ綺麗に映し出すことが重要になってきます。
グルメブロガーの要望に答えるアイテムが・・・
エクステンションチューブ/接写リング
接写リングは2本のエクステンションチューブ(10mm、16mm)がセットになっており、単体で使用したり、様々な組み合わせで倍率やピント範囲を自由に調整する事が可能です。内部に光学材料を含めないので、元の画質に影響を与えないです。小さな被写体、昆虫や花のマクロ撮影に最適です。
マクロ対応のレンズでなくても、このアタッチメントチューブを利用することでマクロ撮影が可能になります。10mmと16mmの2本があり、付けて長くすればするほぼ高い倍率で被写体を撮影できます。
カメラ本体とレンズの間に入れて使用します
セットすると、このような感じに
ギュイ~ンとレンズが伸びますが、撮影操作が厳しくなるような感じでもないですね。
実際に、現場で撮影するとどんな感じになるのか?カメラとリングを手に、ランチがてら行ってきました。
道玄坂・担々麺のお店で試し撮り
住所:東京都渋谷区円山町5-18 道玄坂スクエアビル1F
電話:03-5428-3881
営業時間:11:30~15:30(L.O.15:00)/17:30~23:00(L.O.22:30)
暑いだったので、激辛料理が食べたくなったので、事務所近くにあるラーメン屋へ。
ここは、四川省成都式という汁なし担々麺が名物です。いやぁ〜辛かった、でもうまかった!お店の普通レベルの辛さが、他の担々麺屋さんの激辛レベルです。もう少し辛いのもいけそうなので、次回は挑戦してみたいと思います。
汁無し担々麺 780円でした。
撮影の話に戻ります。まずは、普通に撮影します。
マクロではない55mmレンズで撮影
ここはカウンターのみのお店です。最短距離での撮影では、席から立ち上がりこの画角になります。全体の器を入れるサイズでしかおさえることができません。どんな料理なのか、もっと近づいて見たみたいところです。そこで、さきほどのエクステンションチューブ/接写リングを使用します。
接写リング 16mmを使用
ピントは無限大に合わせて、カメラを前後に移動させてピントが合っているところを探っての撮影です。一気に、寄れる画になります。というか、すごい寄れすぎます。絞りを開け気味で撮影したら、なんとなく雰囲気ありげにとれてますでしょうか。
寄れすぎるので、10mmのリングに変更してみました。
接写リング 10mmを使用
16mmと比べると若干広い画な感じがしますが・・・
絞りを3.5までにして、これくらいのボケ味です。
では、2つ(10mmと16mm)を付けてみましょう。
接写リング 10mm+16mmを使用
さらに、ガツン!と寄れますね。麺の質感と肉がバッチリ映ってます。これは便利!
で、値段もお手頃なんで、また良し!
Amazonで購入して、3,000円
Amazonで購入して、3,000円ちょいでした。大きさも小さいし、ソフトケースもついているので携帯にも便利。
まとめ
マクロレンズを購入しなくても大丈夫ですし、持ち運びのレンズが一つ減りもしますし、これは使いこなせば重宝するのではないでしょうか?今後、こちらのアイテムを使ったいい写真がとれましたら、改めて紹介したいと思います。
紹介したグルメブロガーが使っていたアイテムをもう一つ紹介したかったんですが、Amazonで販売が休止されているようで手に入れることができませんでした。もし販売が再開されるようでしたら、入手して紹介します。
あと、グルメフォトをアップしているインスタグラムもやっておりますので、もしよかったらそちらも覗いてみてください。
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