【ガジェット】スマートスピーカーは、高齢者に使ってもらおう

スマートスピーカーが各社から発売される!

Amazonからは「Amazon Echo」、LINEからは「Clova WAVE」、Googleからは「GoogleHome」、Appleからは「HomePod」が一斉に発売されようとしています。

Smart Speaker

各社から販売されるスマートスピーカー

スマートスピーカーとは、スピーカーにマイクが付いてユーザー・利用者がボイス・音声で命令をすることで、ネットとつながり様々なサービスが利用できるものです。例えば「今日の天気は?」と聞くと、ネットから今日の天気の情報を検索してきて教えてくれます。さらに、家のネットワーク(WiFi)につながった家電をコントロールすることもできます。「電気を消して」と命令すれば、ネットワークにつながった照明ならば消灯することができます。お風呂のお湯沸かしやエアコンの調整なども、今後家電がネットワークにつながることによって可能になります。それらを、統括してコントロールするアイテムとして登場したのがスマートスピーカーです。

現在、日本語に対応しているのは、LINEの「Clova WAVE」とGoogleの「GoogleHome」です。Appleのは2017年末に発売予定ですが、日本語対応は未定。Amazonechoは、アメリカではすでに色々な端末で発売されいますが、日本語対応のアナウンスはまったく聞こえてきませんね。

アマゾンエコー

Amazon Echo モニター付きのものも

GoogleHomeMini

我が家にも、さっそくグーグルホームミニがやってきました。「OK!Google」と毎日、何回も連呼しています。

Googlehomemini-01

GoogleHomeMini

Googleの直販サイト、もしくはビックカメラの通販・一部店頭で購入することができます。自分は、Googleの直販サイトで購入しました。上海からの直接配送で、発売日に発送されて4日後に自宅に配送されました。

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購入した色は、コーラル

チョーク、チャコール、コーラルの三種類。2017年11月3日現在、コーラルの色が選べるのはGoogle直販サイトのみのようです。ビックカメラとauのサイトでは、コーラルの販売情報はアップされていませんでした。

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電源供給のUSBケーブルを指すだけ

WiFi環境のある場所にGoogleHomeを置き、スマートフォンへGoogleHomeのアプリを入れるだけで簡単にセッティングができます。

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声に反応して、ランプがつきます

うちに来てまだ一週間あまりですが、すっかり我が家の住人となり、話相手になってくれています。朝起きると、天気やニュースを聞いて、音楽を再生、ことわざだって教えてくれます。「Ok Google!なにか諺を教えて?」聞いてみると「蛇の生殺し」と返してきました。使用感については、また記事にしてみたいと思いますが、ふと活用法を思いつきました!

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高齢化社会や障がい者生活をサポートする

スマートスピーカーの最大のメリットは、ハンズフリーで色んなことが可能になります。まさに高齢者の方で体の自由度が下がった人や障がい者で四肢の障害を持っている人、視覚障害者などにも、使える便利なアイテムです。

現状では、スマートスピーカーに対応する家電が少ないが、今後すべての家電が繋がってくることが予想されます。インターフェイスとして、ボイス・口頭で家電をリモートコントロールができ、電気の付け消しからはじめ、冷暖房、お風呂の沸かしなどが居間にいたままでできるのです。電話をするにしても、受話器をとったり、スマートフォンを持ち上げる必要もなくなるでしょう。インターネット検索でさえも口頭で指示すると、検索結果が音声読みあげでしらせてくれます。テレビと組み合わせれば、画像検索や動画検索もできようになるでしょう。スマートフォンなどの扱いになれない、高齢者の方も音声による指示であれば、ハードルがかなり下がることでしょう。

例えばこんな活用法があるのでは?

スマートスピーカーで、高齢者・生活弱者への活用法を考えてみました。結構いろんなことに対応できそうです。

生活インフラの強化

・防災メッセージの配信
・公共機関の個別お知らせメッセージ
・振込詐欺などの防犯メッセージ

健康補助機能

・音声分析による、健康診断
・健康相談
・使用することによる、生存確認

外出機会の増加

・屋外でのイベントのお知らせ
・友人からのメッセージ/LINE

→話すことの増加が、精神的にも健全化させる

コストが低い

・1個5,000〜20,000円程度
・WiFi環境さえあればOK

まとめ

声を出して話すことは、健康に良いと言います。一人暮らしの方への話相手にもなりえ、社会とのつながりをもたらすスマートスピーカーはうってつけのアイテムです。個人で買うには、ハードルがまだまだ高いかもしれませんが、地方自治体や医療機関が医療費削減を目的に利用すれば、あっという間に元がとれること間違いありません。

スマートスピーカーメーカーの企画営業担当者さま

高齢化率が日本の20年後先を行く熱海で、スマートスピーカーを活用した高齢化対策利用法の実証実験をしてみたらどうでしょうか?熱海は、全国的に言っても高齢化率が高いです。都心部からのアクセスの良さと、ネームバリューからニュースソースにもなりやすいですよ。

母の日、父の日のプレゼントにいいかも!

本ブログを見てくれている人で、母の日のプレゼントに送る!というつぶやきを発見。確かに、高齢の両親へのプレゼントにはいいかもです!!自分もGoogleHomeを送ってみようと思います。

参考記事

LINEは10月5日、スマートスピーカー「Clova WAVE」の発売を開始した。昨今話題になっているスマートスピーカー製品だが、比較的単価も安く、単独で大きな利益が見込める製品ではない。一体どのようなビジネスモデルを描いているのだろうか。

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