「熱海魚祭り」が、2017年11月12日(日)に開催されました。その時の模様を写真でアップします。盛り上がってましたよ。
熱海魚祭りが開催
熱海の旅館・飲食店が魚介料理を仕入れる熱海魚市場で開催されました。特に近代的な設備はなく、どちらかというと年季が入った昔ながらの魚市場(うおいちば)です。場所は、熱海の観光名所「起雲閣」のすぐそばです。祭りを楽しんだ後に、起雲閣の見学に行くのもいいでしょう。ちなみに、特に海辺にあるわけでもありません。
住所:熱海市清水町8−8
開催: 9:00~16:00
この熱海魚市場では、2か月に1回、「熱海魚祭り」を開催しています。毎回多くの市民や観光のお客様で賑わうお魚イベントです。朝穫れ地魚の大特売や浜焼きコーナー、あら汁無料提供など実施されます。入場は無料、出入り自由です。
この日のスケジュールは
09:00~ 朝どれ地魚の大特売
09:00~ 鰹節けずり体験
09:00~ 浜焼きコーナー
10:00~ まぐろ解体ショー
11:00~ 無料あら汁(限定200杯)配布
販売:まぐろメンチ、熱海DHAコロッケ、カバヤキロール、熱海焼き、海鮮ピザ、地魚弁当、海鮮釜めし、焼きいかめんち、熱海カリー
開始直後から、新鮮な魚が食べられるとあって多くのお客さんが押し寄せてきました。
熱海の海で捕れたアジが200円で販売!
カワハギも大きさによって、5枚300円と400円で販売です。
本マグロは、キロ2,500円で量り売りです。
熱海で魚と行ったら干物も欠かせません。
熱海名物の干物もお買い得
これら干物は持ち帰るのはもちろんですが、会場内に用意されたテーブルで浜焼きを楽しむことができるのです。浜焼きのテーブルは、90分500円の利用料がかかります。
浜焼きの材料で、貝類も串にささって売っていました。中には、買ってかえって自宅近くでバーベキューを楽しむとおっしゃっている方もいました。
豪華浜焼き!
浜焼きで「マグロのカマ」を豪快に焼いている方がいましたので、ちょっとお写真におさめることに。
11時近くには、テーブルが一巡してちょっと開いている席も出てきました。自分も浜焼きを楽しんだんですが、隣の席に座っているご夫婦は川崎からいらしていて、今朝ネットで情報を見つけてやってきたんだとか。「派手さがないけど、美味しいイベントなので大満足です」と。
こちらは、大判焼きのような「熱海焼き」
脂がたっぷりのったマグロの握りが3貫で300円、これはお得です。
どうですか?このマグロ。美味しそうです。
限定200杯、無料でアラ汁が振る舞われました。時間の11時になると、一気に行列ができていました。魚介とカニの出汁がたっぶりでていて、体の芯からあったまる一杯です。
あたみの鰹節専門店も!
新鮮な魚介類、干物だけではありません。地元の鰹節専門店「杉本鰹節商店」も出店していました。
お店の方に聞いたんですが、鰹節には「亀節(かめぶし)」と「本節(ほんぶし)」の二種類があるそうです。
亀節は、カツオを3枚におろし左右半身ずつを鰹節にしたもので亀の甲羅に似ているので、亀節の名前がついています。
本節は、高級とされているそうです。大きい体(約3Kg以上)のカツオから作られ、1本のカツオから4本の鰹節が出来ます。本節の中にも、雄節と雌節があり一対になります。雌雄があることから、昔から結婚の結納の引き出物に使われていたそうです。
鰹節の無料削り体験も行われていました。昔は各家庭に削り器があって、使う時にけずっていたので、香り豊かな鰹節が食べれていましたよね。(と、いいつつも自分の家では使ってませんでしたが・・・)
自分が削った鰹節で作った出汁を飲んだり、お料理を作ったものは思い出にもなっていいとお思います。
ミニステージも開催
お笑いコンビ「クルスパッチ」の西島さんは、熱海出身です。地元の方の熱い声援(無茶振り)に応えて、大爆笑をとっていました。コントが得意なようで、YouTubeで動画をみつけました。
まとめ
熱海庶民の台所「熱海魚市場」で、手作り感あふれる地元の人達の熱がこもって行われた「熱海魚祭り」でした。地元の方はもちろん、前日市内のホテル旅館に泊まった観光客の方々がたくさんいらして盛りあがりを見せました。思いの外、若い人たちの姿が目立ったのが印象的でした。
二ヶ月に1度、開催されていますので、ぜひ皆さんもいらしてください。
次回開催は、2018年4月8日(日)予定です!
詳細が、また出ましたらお知らせいたいと思います。
追記 2018年3月3日
2月の魚祭りでは、熱海沖でとれたアンコウが売ってましたよ!
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