熱海で国際映画祭が行われます。2017年11月28日付けの熱海新聞のトップ記事になっていました。熱海市には、現在劇場が一つもなく映画がスクリーンで観ることのできない残念な町です。現在公開中の「火花」をはじめ多くの映画が撮影され、テレビでも毎日取り上げられる熱海。これを機に、映画の町として盛り上がって欲しいです。
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熱海国際映画祭
来年(2018年)の6月末から7月にかけての4日間、市内の施設にて開催されます。
名称:熱海国際映画祭
会期:2018年6月27日(木)〜7月1日(日)
会場:熱海市内 MOA美術館、ホテルニューアカオ、熱海芸妓見番歌舞練場 他
夏休み前の熱海市内の閑散期にあたる時期で、その際の集客につなげるためにこの時期のようです。上映できる施設がないために、会場はある程度の集客して対応できる「MOA美術館」「ホテルニューアカオ」「熱海芸妓見番歌舞練場」になったのは必然ですね。イベントの英語タイトルが「Mt. Fuji – Atami Film Festival」です。atamiだけだと国際的な知名度が低いので、Mt. Fuji 富士山が冠に付いています。
映画祭のホームページを見てみると
熱海の街がシネコンに・・・
<熱海の街がシネコンに・・。>
2018年6月28日からの4日間、熱海市全体がシネコンになります。アジアから、アメリカから、ヨーロッパからそして日本から選りすぐりの新作映画が熱海にやって来ます。
時期からして、夏休みに上映する大型映画がやってきそうですね。
有名映画祭と提携・連携
<有名映画祭と提携・連携>
世界一の集客を誇る「釜山国際映画祭」が熱海を支援してくれます。きっと、韓流スターが熱海にやってくるでしょう。韓流イベントの詳細が決まりましたら、当ホームページでご案内します。また、フランスで有名な「ECUヨーロッパ映画祭」も熱海の姉妹映画祭です。ECUヨーロッパ映画祭の創立者で米アカデミー賞受賞監督のスコット・ヒラ―さんが熱海に来日し審査員を務めてくれます。
韓流イベントも開催するということで、これまた賑やかになることでしょう。熱海銀座にレッドカーペットがひかれるんでしょう。
ワークショップ&イベントなど、映画人とのコミュニケーション
<ワークショップ&イベントなど、映画人とのコミュニケーション>作品上映後の監督との質疑応答、開催期間中に行われる映画監督による映画術セミナーなど、熱海は映画製作者と映画ファンが交流できる場を用意します。また、カクテルパーティや熱海市内の指定居酒屋で映画ファン同士の語らいの場を企画しています。
静岡新聞 「熱海国際映画祭」商談の場充実
釜山国際映画祭(韓国)、ECUヨーロッパ映画祭(フランス)と姉妹提携を結び、一般の観客向けの作品上映だけでなく、制作側と配給会社が商談するビジネス映画祭を目指す。
余計な心配ですが、VIPが泊まれるホテルは足りるのでしょうか?多くの外国人で賑わうので、受け入れ体制の強化も必要になってくると思います。
熱海国際映画祭実行委員会
熱海事務局
静岡県熱海市銀座町6-6 サトウ椿ビル 2F
東京事務局
東京都中央区銀座医1-13-5十一屋ビル6F
Email: care@atamifilmfestival.jp
0557-81-9578(熱海事務局)
03-3564-5501(東京事務局)
平日 9:00 – 17:00 / 土曜 9:00 – 11:30
運営組織の構成
熱海市
Aeon Cinema(イオンエンターテイメント 株式会社)
スカパー(株式会社 スカパー・ブロードキャスティング)
フォーカス(株式会社 フォーカス)
熱海市も参画し、シネコンのイオン、テレビ局のスカパーが入った運営組織になっています。熱海にも事務局があり、コワーキングスペース「ナエドコ」になっていますね。
そして特撮の聖地?熱海
実は熱海は、特撮の聖地ではないかという動きもでているのです。その歴史を紐解くと、「キングコング対ゴジラ(1962)」「大怪獣ガッパ(1976)」「ウルトラマン(1966)」などの作品が熱海を舞台として、描かれているのです。本ブログでも、過去に記事を書かせていただきました。
熱海国際怪獣映画祭?!
そんな背景もあり、熱海市民からも映画で盛り上げられないかと、「熱海国際怪獣映画祭」の企画が上がってきています!
こちらの動きにも大注目です!詳細は、また後日アップしたいと思います。
まとめ
映像制作に携わる身として、今回の熱海国際映画祭の動きには大注目です。来年の開催までにいろいろと動きがありますので、情報を発信していきたいと思います。熱海が日本のハリウッドになる日も近い?
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