【書籍】熱海で読みたい本

熱海は、明治・大正・昭和と文人墨客に愛された温泉地。多くの文学作品の舞台ににもなっています。Twitterで、こんなつぶやきを見つけたので、こちらのブログでまとめておきますので、気になった作品があったら手にとってみてください。

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安吾巷談07 熱海復興

坂口安吾は、伊東に住んていたようで、熱海についての文章が色々と残っています。熱海の市街地を焼き尽くした「熱海大火」については、こちらの記事にもピックアップさせていただきました。

【熱海】野次馬・坂口安吾が綴った熱海大火と都市デザイン
あたみマルシェでお話をお伺いした「熱海大火」について調べていると、作家・坂口安吾も「熱海大火」について書いていた。 坂口安吾「安吾...

四十八歳の抵抗

内容:五十五歳停年の時代に、退職が現実のこととして見えてきた保険会社次長の西村耕太郎。家庭を持ち、何不自由ない毎日を送っているが、心に潜む後悔と不安を拭えない。その心中を見透かすかのように島田課長にヌード撮影会に誘われる。日常への「抵抗」を試みた西村は、酒場で知り合った十九歳のユカリと熱海に出かけるが―。書名が流行語にまでなった日本的男性研究の原典。「BOOK」データベースより

熱海殺人事件

熱海の捜査官

熱海・湯河原殺人事件

内容:熱海と湯河原でクラブを経営していた美人ママを絞殺し、六年の刑期を終えて出所した小早川が熱海に帰ってきた。小早川の出現により、平穏な温泉町に得体の知れない緊張が走る。そして二週間後、湯河原に住む公認会計士が、熱海のホテルで何者かに射殺された。そうした中、十津川警部が、一ヶ月前に東京の成城で起きた幼女誘拐事件の容疑者として小早川に接近するが、あらたな殺人が!?「BOOK」データベースより

熱海の青年将校―三島由紀夫と私

内容(「BOOK」データベースより)
防衛大学を卒業し、幹部候補生として陸上自衛隊に入隊した著者は、訓練中に怪我をし療養を余儀なくされ、図らずも出世コースから外れる。焦りと苛立ちの中で入院生活を送るある日、二・二六事件で唯一自決した青年将校の幻を見る。その後、自らも青年将校として多忙な日々を過ごしていたある日、手にした雑誌で三島由紀夫の『憂国』を読み、熱海で見た青年将校のことを綴った手紙をきっかけに、三島との交友がはじまる。そして―『憂国』執筆から10年、三島は市ヶ谷駐屯地、総監室のバルコニーに立っていた。長年の友人としてその素顔を知る元自衛隊幹部が、沈黙を破って語る三島の肉声、そして「11・25」。35年目の真実―。第20回新風舎出版賞ノンフィクション部門最優秀賞受賞作。

台所太平記

谷崎潤一郎の別宅があった熱海。行きつけのお店などもあり、エッセイにも残っています。

上記の作品以外に、熱海といえばという作品をご紹介します。

闇を裂く道

史実の元に、数々の作品を生み出してきた吉村昭氏の作品。

内容:あの「高熱隧道」に匹敵する力作長篇!

大正七年着工、予想外の障害に阻まれて完成まで十六年を要し、世紀の難工事といわれた丹那トンネル。人間と土の熱く長い闘いを描く。熱海―三島間を短時間で結ぶ画期的な新路線・丹那トンネルは大正7年に着工されたが、完成までに16年もの歳月を要した。けわしい断層地帯を横切るために、土塊の崩落、凄まじい湧水に阻まれ、多くの人命を失うという当初の予想をはるかに上回る難工事になった。人間の土や水との熱く長い闘いを描いた力作長篇。吉村昭・1927年東京生まれ。66年「星への旅」で太宰治賞、同年「戦艦武蔵」で脚光を浴びる。「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞、「破獄」で読売文学賞、「冷い夏、熱い夏」で毎日芸術賞、「天狗争乱」で大佛次郎賞受賞。2006年7月31日永眠。「BOOK」データベースより

走れメロス

日本全国民がしっている文芸作品「走れメロス」

実は、太宰治実話が元になっているんです。太宰治が友達を旅館に人質でおいて、東京の知人にお金を借りに行きました・・・

金色夜叉

古今の熱海のアイコンとなっているので、貫一お宮の像。「金色夜叉」の一節からです。

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