アプリGoogleMaps

今回の記事
・アプリの機能に関して
・GoogleMapsのイベントに参加した話
・GoogleMapsのイベントを活用方法の一つのアイディア

※ちなみに、WEBサービスは「GoogleMap」で、アプリは「GoogleMaps」最後に”s”が付いてます。

「GoogleMaps」ユーザーによる投稿の機能があるのをご存知でしょうか？

GoogleMapsの投稿機能5つ

・地図に登録されていたない場所を、新規に登録
・登録されている場所の情報を修正 ex.閉店になって情報を更新、営業時間を追加など
・登録されている場所の写真を投稿
・行ったことのある場所の口コミ情報を投稿
・行ったことのある場所に関する質問に答える

Googleでは、こうしてユーザーからの情報を収集して、地図の精度をあげていっています。その場所について検索してきた人が、ユーザーからの情報を参考にして、お店に訪ねたり、観光に行けるようにである。もちろんGoogleには、ユーザーの集合知を利用した本質的な別の目的があるのだと思いますが。

ローカルガイドのレベル

ユーザーはローカルガイド（地元の案内人）として扱われます。投稿を行うことポイントをもらえて、ローカルガイドのレベルが上がっていきます。ローカルガイドのレベルは1〜5。レベルを設定することによって、ゲーム世代としては投稿のモチベーションがあがります。

レベル1=0〜4
レベル2=5〜49
レベル3=50〜199
レベル4=200〜499
レベル5=500〜

各レベルに応じて、Google主催のローカルガイドのイベントへの参加資格や、Googleドライブの1年間無料利用などの特典がある。レベル5になり特に注目されたる人は、無料でアメリカの世界的なGoogleMapsのイベントに参加できたそうです。航空券・宿泊が無料。いいですね。

Google主催ジオウォークに行ってきた

9月某日（土）朝9時30分　日暮里のとある会場に集った方々100名あまり

9月某日

Google主催のイベント参加の案内のメールが来たので応募してみたら、無事に当選したので、ジオウォークに参加してきました。
ジオウォークとは、町歩きをしながらアプリGoogleMapsに投稿していこうという企画のもの。普通の町歩きに、GoogleMapsでの投稿をすることでゲーム性というか、達成感を足していこうというもの。YouTubeでYouTuberを六本木にあるスタジオに集めて毎月ミーティングをやっているGoogle。GoogleMapsでも、ユーザーを集めてのミーティングを開催をしている。ITのビジネスを進めているので、ネットだけで完結するように見えるGoogleですが、ユーザーとのリアルな部分を本当に大切にしています。ちなみに、六本木にあるスタジオはチャンネルの登録人数に応じてイベントに参加でき、またカメラや編集機材、スタジオを無料で借りることもできるのです。

写真は日本スタッフです

今回のGoogleMapsのイベントでは、ローカルガイドアジアのトップマネージャーであるスペインの方が、このイベントのためにシンガポールからやってきていました。（アジアの中心は日本でなくシンガポール！）また、このイベントのリーダーは、これまたシンガポールから来た女性。妊娠中ながら、スタッフの先頭にたってぎびきびと動いていたのが印象的でした。日本の会社のマネージャーは、面倒なことは部下にやらせるイメージがあるのですが、この辺にITの巨人・Googleの強さなのかなと感じました。

参加者は100人程度。男性7割女性3割、IT関係の方々だけでなく幅広いイメージ。年配の方もいらっしゃいました。なにを行うのかというと、5つのチームにわかれて谷根千の地域を歩き、珍しいものや気になったものをGoogleMapに投稿してあるこうと言う企画。Androidのアプリには、その地域で必要とされる情報をサジェストする機能がついているそうで、サジェストされたものを中心にまわるというのが指示です。自分は、iPhoneなのでその機能がないので、どんなものかわかりませんでしたが。100人が、1人5つ投稿するだけで1000もの投稿がこの地域にもたらされます。すごい情報量がGoogleのサーバーのもとへ行きますね。およそ1時間30分のフィールドでのGoogleMapsを使っての投稿を行ったあとに、会場へ戻って交流会。無料の昼食があり、美味しくいただきました。そのあと参加者の感想を発表したり、Googleの担当者への質問やアプリへのリクエスなどをおこない。9時30分からはじまったイベントは、13時に終了しました。

チームに分かれる

街で見つけた面白いもの

いろいろ

谷中は歩いていて面白い

ヒマラヤ杉

みかどパン店ではヒマラヤ杉ラスクを販売

保護樹林ヒマラヤ杉

このアプリの活用で世界に情報発信

一つの企業のアプリながら、多くの人が利用している現実があり、また世界の多くの人が活用しているもの。インバウンドで多くの外国人観光客が日本にやってくるなか、各観光地は、よその観光地との集客争いになってくるのは必然です。できるだけユーザーである外国人観光客に多くの情報を与えて、魅力ある町をアピールしていく必要があります。その手段の一つとして、アプリの地図が充実があります。場所を検索したときに、美味しそうな食べ物屋が沢山登録されている、景色のすばらしい写真の場所がたくさんある、口コミもたくさんあってにぎわっている。そんな場所に、行きたいのではないでしょうか。

各チームがもどってきたら報告会

東京では、ただでさえITに関して明るい人が多いので、ネットにも場所の情報があふれています。一方、地方では人も少ないし、ネットに関しての知識が豊富な人もすくないのが現状。だからこそ、ネットの知識が豊富な人が、GoogleMapsジオウォークのイベントを介してやってきて、いろんな情報をアップしてくれば素晴らしいと思います。外部からやってきた人たちは、地元とは違う目線もあるので新たな発見も期待できる。これを活用して、地域の素材を発掘していくイベントとしては、もってこい！

※写真追加いたしました。2016年12月11日