What’s OSMO MOBILE？

中国・深センに本拠地のあるドローンメーカーDJI。お手軽にドローンを楽しめる商品を次々と出してきてきている。ドローンの重要な技術に、本体をぶれないように制御する仕組みが必要で、その技術の転用でスタビライザーをだしている。スタビライザーとは、手持ちしたときのブレを高速で計算してカメラ部分が揺れないようにするものです。映画などで登場人物が動いている様子をカメラが追いかけていくのだが、まったくぶれてない映像が見れるのはこれらスタビライザーを使って撮影されたものです。以前は、ステディーカムというカメラマンに大きな機材をつけてとることでできていましたが、技術の進化にともない安価にぶれない映像が撮れるようになってきました。プロが使う本格的なスタビライザーも50〜100万円ぐらいで手に入るのは、以前でしたら信じられない金額です。さらに身近になれば・・・そこに登場。

OSMO MOBILE

DJI OSMO MOBILE

DJIでは「OSMO」といカメラを発売しています。棒状の先にカメラがついていて、モニターとしてスマホを横につけて撮影するカメラです。動きを検知し、揺れのない映像を収録することができます。本体価格10万円前後。一般の人が特殊な機材を気楽に使おうというには、お値段が高いですかね。もっと一般の人に使ってもらいたいというコンセプトから、OSMOのカメラ部分を取り除き、手持ちのスマートフォンを付けて撮影するという「OSMO MOBILE（オズモモバイル）」が登場。価格は、35,000円。一気に値段が半分になりました。今のスマートフォンのカメラの性能の高さを考えると、手持ちのスマホの映像でもなんらクオリティー的に遜色ありません。

熱海の来宮神社で撮影してきたものです。iPhone6sとの組み合わせで、1280×720サイズで撮影。実際の撮影時間は30分くらいです。難しい設定が必要ないので、あっというまに撮影できてしまうのがいいです。

実際に使ってみていいと思ったポイント3つ

発売発表の瞬間にDJIのホームページから購入し、およそ1週間でDHLで届きました。1ヶ月使ってみたの感想は・・・

・持ち運びが便利。小さいです。
・収録が自分のスマートフォンにされるので、簡単に再生できる
・本体のバッテリーが持つ。

「持ち運びが便利、小さい」

旅行やちょっとしたお出かけの時に、気兼ねなく持って出かけることができるので稼働が増えます。せっかくいい機材を買っても使う回数が少ないと、元をとるまで大変です。また、なにか面白いものを撮ってやろうという気持ちにもなるので、お出かけの回数が増えることでしょう。

「スマートフォンで簡単に再生できる」

自分のスマホに映像がのこるので、撮ったあとすぐに再生できますし、友達にだってすぐに送ることができます。スマホに編集ソフトを入れておけば、移動の間に編集をしてしまい、自宅に帰るころにはちょっとした映像集ができます。自分は、iPhoneにiMovieを入れているので、撮影したらすぐに簡単なカット編集をして、音楽をのせてしまします。撮った映像って、あとからわざわざ編集しようとは思いませんが、撮影したすぐ後だと勢いでササッとできてしまうんですよね。

「本体のバッテリーが持つ」

OSMO MOBILEは、結構バッテリーが持ちますね。何日もつかってますけど、フルで充電してでかけたら、途中でバッテリーが切れて使えなくなったという経験がありません。なので、まだ予備のバッテリーも買っていないところです。そのうち、使いたおしてきたら予備のバッテリーを購入しようかと思います。充電をわすれずにして出かけて、丁寧に電源オンオフしましょう。

＜追記＞バッテリーについてアドバイス

三ヶ月使って、OSMO MOBILEのバッテリーは切れた経験はありませんがiPhoneのバッテリーの方が切れます。iPhoneのバッテリーが30%切るぐらいで使っていると、すぐに途中で電源が切れてしまいます。特にタイムラプスがバッテリーが切れやすいです。ですから撮影の合間に、iPhoneのバッテリーを充電して残量を余裕をもたせたほうがいいです！

愛犬家にオススメしたい訳

ワンちゃんが走っている様子を、カメラが追いかけながら撮影したくないですか？でも、手持ちのカメラで追いかけてもブレブレでなんだかパッとしない映像になってしまします。そこでオススメしたいのがOSMO MOBILEです。カメラのブレを押さえるので、歩きながら、走りながらでも、安定した映像が簡単に撮影できます。