今、熱海でもっともホットなお土産をご紹介します!
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鰹節屋が作った 即席 みそ玉
熱海市昭和町にお店がある「杉本鰹節商店」が、2018年に販売を開始したこちらの商品。熱海駅ビル・ラスカ熱海のショップにもならび、観光客に注目をあびてします!地元メディアはもちろん、テレビやラジオにもでて、密かに熱海でホットなお土産に。
みそ玉とは?
「みそ玉」」とは、お味噌を小分けにしてボール状にしたものです。
杉本鰹節商店の「みそ玉」は、その中に鰹節、ふのりなどを加えて出汁をとらなくても、出汁の効いたお味噌汁が飲むことができます。熱海には梅が有名で、それをモチーフしてお麩が一つ一つについてきます。
みそ玉で、味噌汁の作り方
とても簡単です。お椀にみそ玉を入れて、そこにお湯を注ぐだけ。ポイントは、みそ玉が簡単に溶けるように、お湯を注ぐ前に味噌を割っておきましょう。すると、簡単に味噌がお湯にとけて残りません。具として、豆腐などを加えてもいいかもしれません。
子どもでも、お年寄りでも簡単に作れるお味噌汁の素、それがみそ玉です。
どんな人に人気?
どんな人が、みそ玉を買って帰るのでしょうか?杉本鰹節商店の店主にお伺いしました。
1つ540円で販売。中には、3つのみそ玉が入っています。やはり、お土産で買って行かれる方が多いそうです。お味噌汁なので、年配の方が購入するかと思いきや、人気なのは若い人だそうです。まず手頃なお値段と、小さきパッケージがポイント。若い人は、それほどお土産への予算もないので、値ごろなものが好かれます。また、みそ玉から味噌汁になるというのが目新しい感じを受けているのかもしれません。話題のインスタばえもするのか、どうかはわかりませんが。。。
あと30代〜40代の女性にも人気のようです。朝、お味噌汁を食べたいけど、仕事で忙しくゆっくり作ってられないよう時、みそ玉を使えばお手軽につくれるのが受けています。
もちろん、ご年配の方にも人気。一人暮らしをしている方にとっては、一人分の味噌汁をつくるのは、手間のかかるものです。そこで、みそ玉をつかえば、自分が飲みたいときに、お手軽に簡単につくれるのはもってこいです。
杉本鰹節商店とは?
「みそ玉」を売ってますが、味噌屋さんではありません。鰹節商店さんです。創業が明治時代(明治二十二年)という熱海の老舗の商店さんです。鰹節の販売、削った鰹節の小売販売を中心に、地元に根ざした商売を続けられています。店主の杉本さんは「これから出汁文化を伝えて行きたい」と思いから色々なチャレンジを進めています。
子どもたちへの鰹節削り体験や新商品の開発。ミニ鰹節削り器も人気の商品になってきいます。
みそ玉の開発
エープラス認定商品になる前、まずは熱海の「ホテル ニューアカオ」との共同で健康に配慮した減塩タイプの「みそ玉」を開発。こちらは、ニューアカオさんのお土産コーナーでの限定販売をしています。
その後、パッケージデザイン一新し、熱海ブランド取得へ向け改良を重ねていきました。
熱海ブランド エープラス 認定商品に
そして、2018年8月に熱海ブランド エープラス認定商品に「即席 みそ玉」が選ばれることになりました。エープラスとは、熱海商工会議所が地元商品をブランド化し競争力を高めるために創設したものです。ソムリエの世界チャンピオンにもなった田崎真也氏が、選考委員にも入っております。
熱海商工会議所では、この地域における熱海らしい魅力ある地元商品を『熱海ブランド』として認定し、全国に情報発信していくため事業を立ち上げました。豊かな自然と温泉を背景に別荘地・観光地として発展した熱海ならではの、多くの著名人・文人墨客がこよなく愛し食されてきた歴史や物語を持つ商品、あるいは良質な原材料を吟味・使用して新たに開発したこだわりの商品が選定されています。『熱海ブランド』に認定された商品は、全て熱海市内で生産、または加工されている食品です。今回の認定審査会では、国際的なソムリエの田崎真也氏を特別審査委員に招聘し、多数の応募の中、厳正な審査を経て28点が認定されました。熱海市民はもとより、熱海を訪れる多くの皆様に認定された商品を「お土産」としてお買い求めいただければ幸いです。
エープラスの認定商品に選ばれたことで、熱海駅ビル熱海ラスカ1階にあるショップでも「みそ玉」が販売されています。
2018年9月には、みそ玉の試飲会をおこなったとことろ、観光に来たお客様には大好評だったようです。
みそ玉開発について
この「即席 みそ玉」開発は、杉本さん一人の力でできたのはないそうです。熱海の事業者の支援を行っているA-biz(熱海市チャレンジ応援センター)から、多くのアドバイスを得て開発されました。
A-biz(熱海市チャレンジ応援センター)は、従来の財務・金融中心の支援から大きく舵を切り、事業者の皆さんの売り上げにつながる支援をする取り組みで、熱海市と熱海商工会議所が連携し、熱海市役所産業振興室を窓口に平成24年10月から始動している事業です。平成29年11月より「日本でナンバー1の温泉観光地」づくりをさらに加速させるため、地域の魅力でもある事業者の皆さんへの支援事業を強化することを目的として、公募により任命されたチーフアドバイザーを設置し更なる支援を実現します!
ゴジラ辛みそ玉
(追記:令和2年1月7日)
2019年11月から発売しているゴジラ辛みそ玉。ゴジラが口から出す放射熱線をイメージした一味唐辛子たっぷりの激辛みそ玉。実際に頂きましたが、めちゃめちゃ辛いです!
2019年11月に、「熱海対ゴジラ」のキャンペーンで制作されました。キャンペーン中は、購入するとデストロイヤーゴジラのカードがもらえました。期間が終わって、カードはもらえませんが、引き続き発売中です。熱海城と杉本鰹節商店の店頭で購入可能。通販でも買えるみたいなので、興味あるかたは、ぜひ買ってみてください。
杉本鰹節商店
住所:〒413-0022 静岡県熱海市昭和町1−13
電話:0557-81-2648
営業時間:9:00〜19:00(定休日:日)
ネット通販も行っていますので、気になる方は上記のサイトから注文してみてください。フェイスブックページをフォローすれば、杉本鰹節商店さんが参加するイベント情報がフォローできますので、こちらにはいいね!を。
お店の近くには、熱海三大別荘の一つ「起雲閣」があります。歩いて30秒の場所です。起雲閣への観光の帰りに、お店へよってみそ玉を購入するものいいかもしれません。
起雲閣
1919年(大正8年)に別荘として築かれ「熱海の三大別荘」と賞賛された名邸が基となる起雲閣。1947年(昭和22年)に旅館として生まれ変わり、熱海を代表する宿として数多くの宿泊客を迎え、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、舟橋聖一、武田泰淳など、日本を代表する文豪たちにも愛されてきました。今は熱海市の文化財として一般公開されています。市街地とは思えない緑豊かな庭園。日本家屋の美しさをとどめる本館(和館)と離れ。日本、中国、欧州などの装飾や様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館。優美な気品を醸し出すこれらの施設は、歴史的・文化的遺産として未来に継承されます。
まとめ
こちらの杉本鰹節商店さんは、こちらのブログ記事でも取り上げさせていただきました。今後も、熱海に来た観光客のために新商品を開発を目指しているそうです!