安産・子授かり 東京・水天宮
東京・中央区日本橋蛎殻町にある。福岡・久留米市にある久留米水天宮の分社です。江戸時代には江戸庶民に大人気でした。普段は藩の屋敷の中にある神社で一般庶民はお参りできないのですが、毎月5日のみお参り出来るようしました。それで「情け有馬の水天宮」という地口(ダジャレ)も生まれています。お賽銭がありは年間2000両(当時1両≒現在13万円)にもなり、財政難の久留米・有馬藩の藩の家計を助けになっていました。
祭神 安徳天皇・建礼門院・二位の尼
祭神は、天御中主神・安徳天皇・高倉平中宮(建礼門院、平徳子)・二位の尼(平時子)。
安徳天皇・建礼門院は、壇ノ浦合戦で入水したお祖母ちゃんと孫。二位の尼は、孫のお母さんです。
東京・水天宮は、2016年にリニューアルオープンして都心にある立派で美しい神社に生まれ変わっています。
子宝いぬ
戌の日には、安産祈願で多くの方が訪れます。この日は、日曜日で【戌の日】でしたので大混雑をしておりました。安産、子授けを祈願する【子宝いぬ】の像が、境内にあります。
安産子育河童
安産と子育祈願の河童の像も人気です。
本宮のある福岡・久留米は、カッパの町として知られる。九州一の川・筑後川があり水の豊かな町です。夏には「河童祭り」という水の祭典が開催されています。久留米市のキャラクターも河童で「くるっぱ」と言います。