【YouTube】「野球中継」ならぬ「野菜中継」

自分が運用しているYouTubeのチェンネルの一つを紹介します。

「野菜中継」

日本全国の畑を取材してきた映像を、一つの映像につき90秒前後にまとめたフッテージ集です。日本の野菜畑にこだわって、一つの都道府県につき3つ程度あり、全部で128の映像がアップされています。野菜の映像ということで、実に地味ではありますが、野菜の畑の映像だけというニッチな映像で一部の方の間では好評を頂いています。これらの映像は、問い合わせしていただければ映像制作者の方々にはレンタル利用できるようにしておりますので、活用してください。季節という時間的な制約、全国という空間的制約を越えて、映像利用ができるので使いたい人にとってはとても便利だと思います。野菜中継では、野菜以外に番外編として畜産や漁業関連の映像も若干取り揃えておりますので、こちらも気になる方はチェックしてみてください。これらの映像、すべてではありませんが自分が取材して撮影したものもが数多くあります。農業関連の取材経験は、テレビのレギュラー番組を担当していたおかげて7年近くみっちりと行ってきました。農家さんへの電話取材に始まり、直接お伺いして畑の撮影、その収穫物を使っての旬で地域性のある美味しいお料理の撮影。自分にとって、貴重な体験と知識になっております。

野菜中継の映像の中にはないのですが、自分が取材した野菜で気になるものがあるので紹介

薬用人参

日本で薬用人参が栽培しているところは三ヶ所あります
福島・会津、島根・松江、長野・佐久
 共通点をすぐに見つけた人は、なかなかの歴史通だと思います。これら三ヶ所は、松平家の御料地。
会津松平家 藩祖・保科正之、幕末に松平容保が京都守護職に
松江松平藩 越前松平藩・秀康の三男直政の子孫からの出た
三河奥殿藩の松平氏 佐久にも4千石の領地を持っていた
 江戸時代も薬用人参は大変貴重な存在であり、幕府の貴重な財源でした。そこで幕府は、薬用人参を作ることを許されたのは松平藩だった。薬用人参は、陽が直接当たらないように屋根をつけられ栽培し、およそ7年育てて収穫します。一度収穫すると、土がヘタってしまい続けて栽培できないものです。薬として珍重され、藩の外貨を稼ぐための産業だったのでしょう。
会津若松にある「御薬園」植物園では、江戸時代に栽培されていた薬草が今でも見れるので、地味な施設ではありますけどなかなか見どころがあります。薬用人参がどのように栽培されていたかも見ることができます。会津若松城に訪れた時には、一緒に御薬園へ行くことをオススメします。
今回は、野菜にこだわったYouTubeチャンネル「野菜中継」を紹介しました。
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