熱海には、色々おもしろい神社があるので紹介しているこのブログですが、今回は鎌倉幕府を作った武家の棟梁・源頼朝ゆかりの神社をご紹介します。
源頼朝伝説が残る今宮神社
熱海駅・来宮駅から車で10分。駅からバスで15分。市街地から北西に登った山の手にある熱海第二小学校のすぐ近く、小さいながらも立派な今宮神社。
アクセス:熱海駅からバスで15分 小嵐バス停下車
御祭神:事代主神・大国主
熱海の西部地区にあり、このあたりの氏神さまとして祀られている。サンビーチあたりから歩いてくると20分くらいかかるだろうか、熱海特有の坂道を懸命に登る必要があります。
神社入り口に立つ源頼朝公源氏再興祈祷之神社の碑。源頼朝が伊豆に流された時に、追ってを逃れて熱海の山中に迷いこんだそうだ。そこで大楠の下にあった今宮神社を見つけお祈りをすると無事に逃れることができたという。
この神社のご利益なければ、その後の源頼朝の快進撃はあえいえず、鎌倉幕府も出来なかったことでしょう!再起を願うにはうってつけの神社である。
碑には、こう記されている。
源頼朝公伊豆に流寓の切、伊東祐親の為、伊東より伊豆山に難をのがれんとして、多賀山を越える際、たよりに渇を覚え歩むことを得ず、然るに、経側に一軽井を得て之に渇を癒やした。これが所謂頼朝の一杯水である。然して其の麓に大楠木ありて神祠あり、之に額づき成功開運を祈願す。即ち今宮神社である。頼朝はそれより厚く当社を崇敬し社殿を造営す。
寛文十二年(1672)年五月 源直輝敬白
社殿に向かうために、階段を登ります。鳥居の先には大きな楠や銀杏がいくつもあり、囲まれたなかに社殿がある。
今宮神社は、仁徳天皇の時代(313〜399年)の創建と伝えられている。
鎌倉時代には、源頼朝が社殿を造営した。
社殿裏には、樹齢500年越えるであろう大楠が立っています。近くの来宮神社でも大楠が有名なのですが、このあたりは大きな楠が生き残る地場みたいなのがあるんでしょう。
こちらは、11月に撮影した大銀杏。こちらも立派な銀杏の木で天に向かって伸びています。
こんなポスターが社務所に貼ってありました!
ヱビスサマおります。
今宮神社例大祭の告知のポスター。お祭りは毎年10月19日、20日に行われる。熱海の街中を神輿が練り歩き、境内には屋台が多数でる秋祭りである。
恵比寿さまもしっかりとおられました。残念ながら、釣り竿は持ってなかったのですが、ここぞと言う時には、もっているんですかね^^;
駐車場もある
神社の入り口の付近には、参拝者も止められる駐車場があるので車にできても大丈夫です。初詣やお祭りの時には、混むと思いますので注意してください。
摂末社
北側に、お稲荷さん
南側
11月に動画を撮影してきた
使用楽曲
葉二~源博雅に捧ぐ:田中芳典
http://dova-s.jp/bgm/play3651.html
まとめ
熱海に興味深い神社がいくつもあるので、パワースポット巡りというツアーを企画したら面白い。巡り方や、オススメの買物なんかもまとめて今後記事にしてみようかと思います。