静岡県の観光に関する資料をグラフ化しました。出典は
こちらから主なものを抜粋して、下記のグラフを作成。
- 静岡県地域別 宿泊客数の推移
- 静岡県地域別 観光レクリエーション客数の推移
- 静岡県市町別 海水客数
- 静岡県 祭事・郷土芸能客数
- 静岡県 花火大会客数
- 静岡県 花見客数
- 静岡県 その他のイベント
静岡県地域別宿泊客数の推移
※宿泊客数とは、旅館・ホテル・民宿等に宿泊した客数(延べ泊数)を集計。
圧倒的に、伊豆地域が宿泊数が多いですが、平成18年から23年にかけて20%減。その後上昇傾向に。
観光レクリエーション客数の推移
※観光レクリエーション客数とは、観光施設(地点)、スポーツレクリエーション施設、行祭事及びイベ ント等への入場者・参加者等を市町村が集計したもの。 年間の入込客数が1千人以上のものが対象となる。
伊豆地域と双璧をなしているのが、富士地域。富士山への登山客を中心に、周囲のレクリエーション施設が集客に貢献しています。
静岡県の地域区分
※沼津市と清水町は、伊豆地域に分類されていますね。
静岡県市町別海水客数
下田の圧倒的な集客力が分かります。二位には、牧之原市。静岡市と浜松市の間にある市で、静波海水浴場、相良サンビーチ、片浜海水浴場の人気の海水浴場がある。3位に、熱海市が食い込んできている。熱海の集客には、やはり関東都心部からのアクセスの良さからでしょう。
静岡県祭事・郷土芸能客数
「浜松まつり」が圧倒的な集客力です
「浜松まつり」http://hamamatsu-daisuki.net/matsuri/index.html
5月3日〜5日に、昼には凧合戦、夜には御殿屋台の引き回し・練りが行われる。「まつり」と名が付いているものの、公式には特定の神社仏閣の祭礼ではなく都市まつりとしている。その起源は、室町時代後期浜松城主の息子を祝うために凧揚げを始めたかたと言われている。
参加町内会が170を越え、凧揚げに始まり、屋台もでて、さらにミスコンやサンバなども行われているよう。なぜ100万人を越えるここまでデカイ祭りになったか、検証してみる価値がありあそうです。
静岡県花火大会客数
熱海の花火大会は、年間通すとかなりの数行われているので、一回の集客に関しては少ないです。平成26年は13回開催になりますので、1回平均22,000人ほど。
静岡県花見客数
さすが知名度ナンバーワンの花見イベント「河津桜まつり」ひと月の期間で80万人を集客していてます。下田の水仙まつりは12月から2月までの二ヶ月間、熱海梅まつりも1月から3月までの二ヶ月間。
静岡県その他イベント客数
大道芸ワールドカップは11月上旬に4日間で行われているイベント。知りませんでした。
大道芸ワールドカップ http://www.daidogei.com
まとめ
集客だけを考えると、人口集中地区の静岡市、浜松市の市民を巻き込んでのイベントが強いですね。海水浴客や花見は、関東での知名度の高いブランド地区が圧倒的です。集客数でのクラフ作成でしたが、今後の観光を考えるとただ集客するだけでないイベントが求められていると思います。
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