2017年3月11日、熱海市中央町にある国際観光専門学校熱海校にてATAMI2030会議の最終回が開催されました。
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ATAMI2030会議final 熱海リノベーションまちづくり構想
5回のATAMI2030会議で練られた「熱海リノベーションまちづくり構想」がいよいよ発表!5つのテーマ「不動産と地域資源」「食と農」「林業とエコな暮らし」「福祉と健康」「ツーリズム」を軸に、2030年に向けて動き出したプロジェクトのプレゼンテーションも交えながら、提案します。熱海の未来が見える場に、ぜひお立会いください! ATAMI2030会議サイトより
その時の様子を撮影してきましたので、アップします。
※残念な画質の写真になっておりますが、ご了承ください。
※お願いがあります。自分の記憶があいまいなところがありますので、もし間違っている点ありましたら是非ご指摘ください。修正いたします。
※この記事で90点ちかく写真アップしてます。
国際観光専門学校熱海校
2030年の熱海をイメージした絵を、この会議の間で描き上げてくれるそうです。
ちゃんと時間内にできるのかこっそりと聞いてみました。
『ちょっと残ると思うから、あとで描き足します(笑)』
uwabamiオフィシャルサイト http://uwabami.jp/index.html
uwabami(うわばみ)さんは、熱海の市内を走り回っている観光バス「湯~遊~バス」のイラストを描いてくれています。
熱海市役所の方からご挨拶がありました。
『「この日を境に、船を漕ぎ出していく」という日になると思います。期待の声を出して「今日が終わりでなく、始まり」町への関心、町の運営に関わっていってほしい。』
ATAMI2030 熱海リノベーションまちづくり構想 開幕
まず長谷川さんから、今までの会議のまとめが発表されました。
1.リノベーションまちづくりとは、今あるものを活かし、新しい使い方をしてまちを変えること
2.民間主導でプロジェクトを興し、行政がこれを支援する形で行う【民間主導の公民連携】が基本
3.遊休化した不動産という空間資源と潜在的な地域資源を活用して、民間自立型のプロジェクトを興して地域を活性化するそして、都市・地域経営課題を複合的に解決する
4.補助金に出来る限り頼らない
熱海ならではの居場所
居場所
しかし、熱海では
「温泉です ♨」
これらのテーマに関する。実践者たちが登壇して自分たちの行っていることを発表します。全部で20組以上あるので、一つ一つのグループは短い時間になりますが、濃密なアピールとなりました。
テーマ『不動産と暮らし』
まずは、不動産と暮らしから
第一回の会議のテーマになり、5組のグループが発表します。
HUBlicATAMI
Facebookページ→ https://www.facebook.com/HUBlicATAMI
1.シェアハウスとして賃貸 住居者は会社より雇用と家賃補助
2.シェアキッチン イベント場所貸し
若い人たちが生き生きと働ける熱海へ
南熱海で自分らしく生きる
この日は、会議に参加できなかったのでビデオメッセージでした。
サーキュレーションライフプロジェクト
概要:熱海を舞台に、トライアルステイを軸とした新しい暮らし方を体感でくる「場」と「プログラム」の提案
・体験型宿
・トライステイイベント
▼首都圏型サーキュレーションライフの良さとは?
1.熱海と東京圏の行き来で人が循環
=首都圏での仕事を変える必要がない。また、移住にあたり、職が見つからないことを心配する必要性がない。
2.海山畑など自然に囲まれた生活が実現
=仕事を変えずに「自然のある生活」が手に入る。
3.熱海の1900戸の空き家を活用できる
=熱海の空き家率は全国平均13.5%を大幅に超え、50.7%
1.物件情報の提供
2.熱海市街地と協力したい
1.物件情報をいただきたい!
・駅近く(徒歩8分〜10分以内)
・一棟貸し可能
・景色が良い(海が見え自然環境を堪能できる)
・協力的な大家様、オーナー様
2.熱海市街地と協力しながら事業を拡大していきたい
コワーキングスペースnaedocoと協力させていただき、首都圏の企業に「サテライトオフィス」を提案。働くのは熱海市街地、住むのは南熱海という住み分け。
※実際にベンチャーや通信企業を始めオフィスを地方に移す企業が増えています。
熱海全体が役割を明確化、協力し合うことで、人生をより豊かにエリアが完成する
「縁」が「輪」となり循環していくきっかけを提供
自分たちの欲しい未来、暮らしを自分たちの手で作る実践会社
都心からのニ拠点居住の集積地を作る
拡大ファミリーという考え方です。エアビーアンドビーを活用。
遊休不動産の利活用
・それぞれのオーナーがそれぞれ別の不動産仲介会社に依頼
・寂しい荒れたエリアに一軒だけ入りたくない
・売却したくてもできず、放置される
解決策
・一つの不動産会社にまとめる「管理・賃貸・仲介・設計・施工・販売」
・エリアコンセプトとライフスタイルをかためてエリアとして売り出す
テーマ『食と農』
続いては、4組の登壇者により「食と農」について
インキュベーション・キッチンRoCA
インキュベーションキッチンのさきがけ「Union Kitchen」についての記事があったのでリンクを張っておきます→参考記事 http://greenz.jp/2015/07/23/unionkitchen/
Organic Cafe M2
Facebookページ https://www.facebook.com/OrganicCafeM2/
『熱海には週5日コンビニごはんの人が多い。M2を熱海のために役立てて欲しい。顔の見える農産物、オーガニックな調味料、アレルギーにも対応し「カラダ想いのごはん」を提供します』
純喫茶バール カトマイ
加藤麻衣→カトマイ
・神奈川県横浜市出身
・32歳
・O型
・趣味:ドライブ、熱唱、泥酔
・熱海に新しいスタイルの飲食シーン
・地元に愛された店の魅力を継承し、新業態へとリノベーション
・イタリアの喫茶酒場(16万軒)
・バリスタ→エスプレッソ、カプチーノ、お酒
・バンコ→立ち飲みスペース、立ち飲み価格
・ミオバール→マイバール お気に入りバールに1日何度も
コーヒー サイフォン/ハンドドリップ
【my coffeeシステム】常連さん裏メニュー自分好みのオリジナルコーヒーを豆、ブレンド、淹れ方のアレンジで作成「いつもの」で注文できる 仕事終わりや休憩時間にゆったりとくつろぐシーン
砂糖を入れ、さくっと飲み干す。カップに残ったカラメルのような砂糖をスプーンで食べ、炭酸水で口直し
Cafe Beluga(カフェ ベルゥーガ)
「ビール工房」ビール作り体験と委託販売
熱海の新たなる
☆お土産としても海仕込ビールを買い、飲んで楽しむ
☆ダイビングスポットとしてダイバーが集う
☆船の上から海仕込ビールを見学できる観光スポット
☆ホームブルワリーが全国から集まり委託販売する
熱海をホームブルワリーの聖地とする
ベルゥーガ合同会社
NPOきろる熱海の会
熱海のバス停にベンチを設置活動をしている『NPOきろる熱海の会』もお話になりました。次の事業展開として、コミュニティサロンを街の裏手にオープンさせたいそうです。週5日 憩いの場としてチャリティーショップ、チャリティーグッズコーナーを設ける。そこでボランディアスタッフを募集中とのことでした。
NPOきろる熱海の会 http://kiroru-atami.webnode.jp
テーマ『林業とエコな暮らし』
熱海林業研修チーム1期〜熱海キコリーズ〜
熱海を「木」でわかす
株式会社ソマウッド http://soma-wood.jp
森と人の関わり方研究家 http://taishi-lab.com
※今回の会議で自分が一番気になった数字が発表されたのですが、写真がピンぼけでした・・・
まとめ
以上、前半の様子を写真をもとに駆け足でお伝えいたしました。途中だいぶ抜けているところもありますが、ご了承ください。みなさん、短い時間のピッチですごいスピードで話すものでついていけませんでした。後半は、できるだけ早くアップしたいと思いますので、少々おまちくださいませ。
そして後半に続く
→【熱海】ATAMI2030会議Finalの写真アップ!後編
YouTubeでもATAMI2030会議は見れる!
今までのATAMI2030会議の様子はすべてYouTubeにアップされています。
YouTubeチャンネルページ
→https://www.youtube.com/channel/UCNI9W1aoWWU-KEfoeBnD5Qw
今回のFinalの様子
第4回ATAMI2030会議の記事はこちら
第5回ATAMI2030会議の記事はこちら
→【熱海】第五回ATAMI2030会議に出席してきた。その1