和歌山シリーズ続いています。様々な神社を紹介している本ブログですが、和歌山に来て行かないわけにはいきません。和歌山の神社と言えば・・・
熊野三山
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社
その一つ、田辺市にある熊野本宮大社へ行ってきました。
東京からは羽田空港より南紀白浜空港まで行き、南紀白浜空港より直通バス140分で熊野本宮へ行けます。
※ペットを連れてご参拝される場合は、抱きかかえて他の方のご迷惑にならないように
日本第一霊験所 熊野本宮大社
入り口の鳥居には【熊野大権現】の文字。熊野大権現(熊野神)を祀る熊野神社・十二所神社は日本全国に約3千社におよびます。
参道には、奉納された白い旗【熊野大権現】が石段の上までずっと続いています。
本殿へと続く階段は158段あり、周りには神聖な杉林が生い茂ります。
階段の途中、左がわに摂末社として祓戸大神があります。
写真や実際の目でみると長く見えるのですが、実際に登ってみるとあっという間に上につきます。
神門
階段を登りきった先に、御社殿の門があります。その手前に授与所(お守りなど売っている所)があります。
しめ縄には、今年の干支の酉が飾られていました。
門のすぐそばの幟には、八咫鏡(やたがらす)の紋が描かれています。
八咫烏(やたがらす)は、熊野本宮大社の主祭神である家津美御子大神(素盞鳴尊)の仕えです。日本を統一した神武天皇を、大和の橿原(かしはら)まで先導したという神武東征の故事により【導きの神】として信仰の対象となっています。八咫烏は太陽の化身とも言われ、三本の足があるのが特徴です。この三本の足はそれぞれ天・地・人をあらわしています。
そして、残念ながら門より先は【撮影禁止】でした。
写真は撮影禁止でしたが、社殿のお参りの順番があるのでご紹介します。
御社殿お参りの仕方
神殿内には5つのお社があり、参拝の順序はがあります。
1.証誠殿(本宮・第三殿) ※左から三番目
2.中御前(結宮・第二殿) ※左からニ番目
3.西御前(結宮・第一殿) ※左から一番目
4.東御前(若宮・第四殿) ※左から四番目
5.満山社 ※左から五番目、一番右
熊野本宮大社 拝殿
さきほどの神門の左手に拝殿があります。
お祓いなどは、こちらの建物の中で執り行っていただけます。その拝殿近くに、熊野本宮大社名物があります
八咫鏡(やたがらす)ポスト
当社の社務所前にある、多羅葉のご神木の下に、黒い八咫烏ポストが設置されています。黒は全ての色を合わせた尊い色であり、神の遣いである八咫烏の色、本宮の大地を象徴する神聖な色でもあります。また多羅葉の木は、葉の裏に爪などで文字を書いていたことが葉書の語源となり「葉書の木」「手紙の木」とも呼ばれています。社務所では、平成21年に復活した音無紙(熊野の手漉き和紙)で作られた葉書や、葉書として投函できる八咫烏ポスト絵馬を販売しております。 熊野本宮大社サイトより
熊野本宮大社 大黒石
この大黒石は、パワースポット巡りをしている人の間では金運アップさせてくれると評判らしく、触るとご利益があるそうです。写真はありませんが、この大黒石の向かいには亀石があり、これは体の体調を整えるパワーがあるとか。
まとめ
日本書紀・古事記の「神武東征」に登場する八咫烏がシンボルの熊野本宮大社。八咫烏が神武天皇を奈良まで導いたように、ここ熊野本宮大社は導きの神でもあります。熊野パワーをいただき新たなる道へと行けることと確信しています。
コメント
はじめまして、エアロスペースの布川と申します。
。
実は古代熊野について調べごとをしており、当ブログのヤタガラスに関する
写真の使用許可をいただきたくメールをした次第です。
ご協力のほど宜しくお願いいたします。
営利団体ではありません。
コメントありがとうございます!
当ブログの問い合わせページより、メールをいただけますでしょうか。
よろしくお願いします!